SDGsの取り組み

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SDGsの概要

Outline of SDGs

SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは、2015年9月の国連サミットにて世界が抱える問題を17のゴールと169のターゲットに整理した、持続可能でよりよい世界を作るための国際目標です。

その達成に向けては、各国政府をはじめ、企業や団体、世界中の一人ひとりが力を合わせて進めることが不可欠であり、当プロジェクトもSDGsを積極的に取り組んでまいります。

SDGs

当プロジェクトが目指すSDGsの取り組み

The SDGs that our project aims to achieve

当プロジェクトでは、サステナビリティに配慮した責任ある事業活動を行うとともに、SDGs の目標に向けて
「社会福祉への貢献」「産業の発展を推進」「人権に関する取り組み」の 3 つに 分けてマテリアリティ(重要課題)を定め貢献いたします。

社会課題の解決に
向けた取り組み

社会福祉への貢献

1 差別をなくそう 2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 4 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 障がい者の労働賃金の向上
  • 農福食連携の生産サイクルの創出
  • 食を通じて社会福祉に貢献できる機会の提供
社会福祉の貢献、産業の発展を推進、人権に関する取り組み

産業の発展を推進

8 働きがいも経済成長も 9 差別をなくそう 11 住み続けられる街づくりを 12 つくる責任つかう責任 15 陸の豊かさも守ろう
  • 持続可能な農業の推進
  • 障がい者雇用の創出
  • プロジェクト正会員の飲食店に
    「ノウフクJAS農産品取扱店証明書」 発行

人権に関する取り組み

4 質の高い教育をみんなに 10 人や国の不平等をなくそう 16 平和と公正をすべての人に
  • 障がい者の自立支援
  • 差別、人権問題の課題解決

01.

【重要課題1】
社会福祉への貢献

Contributing to Social Welfare

1 差別をなくそう 2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 4 パートナーシップで目標を達成しよう

社会福祉的視点の課題

厚生労働省「障害者の就労支援対策の状況」によると、就労継続支援利用者A型・B型ともに、さまざまな理由で障がいを持つ方達が自立して普通に生活できる状況ではなく、この低賃金問題への早急な取り組みも必要であると考えます。

・障がい者総数約964万人、
 うち18歳~64歳の在宅者数約377万人
・就労継続支援A型利用者約7.2万人
 月額平均給与7万6,880円
・就労継続支援B型利用者約26.9万人
 月額平均給与 1万6,369円
(引用:厚生労働省「障害者の就労支援対策の状況」より)

農福食連携の
生産サイクルの創出

社会福祉の課題解決のため当プロジェクトでは、全ての方が食を通して社会福祉に貢献できる「農福食連携」の生産サイクルを創出することで、障がい者の方の労働賃金とモチベーションの向上を目指します。

農福食連携の
生産サイクル

  • 障がい者の方達が
    一生懸命作った
    農作物
  • その農作物を
    使って料理人が
    美味しく料理
  • そのお店を
    訪れた方が代金を
    払って美味しく
    いただく
  • その代金の一部が
    障がい者の方達の
    労働賃金になる
  • 労働賃金を
    増やして
    農業従事者を
    増やす

02.

【重要課題2】
産業の発展を推進

Promoting Industrial Development

8 働きがいも経済成長も 9 差別をなくそう 11 住み続けられる街づくりを 12 つくる責任つかう責任 15 陸の豊かさも守ろう

農業的視点の課題

高齢化等による担い手の減少、この問題点は長い間指摘され続け、様々な政策をおこなってきたにも関わらず未だ改善が見られません。2015年の175万7,000人から毎年減少を続け、2021年の農業構造動態調査による推定値は130万2,000人と減少してます。担い手の減少と高齢化の主な原因は、年々離農する農家がある一方で、新規就農者が思うように増えていない実態があげられます。新規就農者数は2015年には6万5,000人、2020年には5万3,700人と、多少の増減はあるものの、ほぼ横ばいです。それにも関わらず毎年数万人単位で農業従事者数が減少するというのは、新規就農者を上回る離農者がいることを示しています。
この農業と福祉の大きな課題に、食を通じ支援の輪を拡げ、障がい者の方の労働賃金向上、自立支援、新規就農の問題を解決し、我が国の農業と福祉に貢献できればと考えております。

全国初!
農林水産省 外郭団体による
「ノウフクJAS 農産品取扱店証明書」発行

ノウフクJASとは、2019年に制定された日本農林規格(JAS)認証のひとつです。当プロジェクトは厳しい審査を基に発行されるノウフクJAS認定を取得した農産品を取り扱っており、プロジェクト正会員の飲食店には、農林水産省の外郭団体により「ノウフクJAS農産品取扱店証明書」が発行されます。
「農福食連携」の生産サイクルを創出することで、持続可能な農業に向けた解決の糸口を図ります。

ノウフクJAS 農産品取扱店証明書
ノウフクJAS 農産品取扱店証明書

ノウフクJASとは?

ノウフクJASとは、2019年に制定された日本農林規格(JAS)認証のひとつであり、正式名称は「障がい者が生産行程に携わった食品の農林規格(平成31年3月29日農林水産省告示594号)」といいます。
障がい者が生産に関わった農林水産物とそれらを原材料とした加工食品を生産する事業者が認証の対象となり、農林水産業と福祉の連携を促進するとともに、障がい者が生産に携わっている生産品の価値を高める目的があります。
その本来の主旨は、「みんなが地域の一員となり、一緒になって地域を作っていく」その取組みを評価するというものです。

一般社団法人 日本基金
「ノウフクWEB」(外部サイト)

03.

【重要課題3】
人権に関する取り組み

Human Rights Initiatives

4 質の高い教育をみんなに 10 人や国の不平等をなくそう 16 平和と公正をすべての人に

誰ひとり取り残さない
社会実現に向けて

現在日本では、働きたくても障がい者であるために雇用機会に恵まれない方が沢山いらっしゃいます。積極的な社会参加を促進するため、当プロジェクトでは、病気や障害を抱える方達が安心して「治療と仕事の両立」ができるよりよい地域共生社会の実現に向けて、就業的スキルの獲得など、自立支援に向けた取り組みを行っています。

不平等のない社会実現を
目指して

障害を理由とした様々な差別や偏見・慣習といった人権的課題に対しても、当プロジェクト正会員の飲食店では、障がい者の方達が大切に育てた農作物をメニューに取り入れ、来店されたお客様に提供することで「美味しさ」を知っていただく機会を提供しています。
また、ご家庭でもその美味しさを身近に味わっていただくため、ネット販売を開始しました。ご家庭で障がい者の方達が育てた農作物を食べていただくことが雇用を増やし、彼らの自立支援に繋がります。

収穫風景 とれたての野菜

ショップ

Shop

障がい者の方達が作った
旬のお野菜をお届けします!

障がい者の方達と一緒に、自信を持って皆様にお出しできる野菜を作りました!
ノウフクJAS認定の「季節のお野菜詰め合わせ」から今が旬のお野菜を単品でご購入いただけます。
障がい者の方達が大切に育てた農作物を、ご家庭で食べていただくことが障がい者雇用を増やし、
直接的に福祉活動に繋がります。是非とも真心こめて作ったの旬の野菜を味わってください。

ソーラーハウス内のレタス畑
ねぎの収穫
ナス
作業風景
畑での作業風景
ソーラーハウス内のレタス畑
ねぎの収穫
ナス
作業風景
畑での作業風景